GDPR(EU 一般データ保護規則)が2018年5月25日から適用開始になるようです。
ということで、個人開発者の方はここ数日せっせと対策を練って対応をしてる人がちらほらTwitter上で見受けられました。
そもそもGDPRってなにそれ...と思い探そうと思った矢先、神がいました。
アプリのGDPR対応、とりあえず一旦対象国での配信を止めて様子見って人は下記の31ヶ国を配信しないように25日までに各ストアで設定しておく。
対象となるのは広告表示、アナリティクス、ランキングなどの機能があるアプリ。
ちゃんとしとかないと億単位の制裁金の可能性。
まとめるとこんな感じ? pic.twitter.com/cL9lf5P7xb— いたのくまんぼう・Unity入門書発売中 (@Kumanbow) 2018年5月23日
AppStoreでは「リヒテンシュタイン」がなく心配なので「スイス」ごと外しました。
あと「イギリス領ヴァージン諸島」があるのでこれも外した。
「ヨーロッパ」を選んで左上の「すべて」でオフってから、必要な国をオンにした方が作業が楽です。 pic.twitter.com/C8vbbKHWxt— いたのくまんぼう・Unity入門書発売中 (@Kumanbow) 2018年5月23日
自分も配信しているアプリのうち、広告を掲載しているアプリのKKSlidePuzzleを対応しました。
※画像は後ほど!
1.まずはiTunes Connectへ
https://itunesconnect.apple.com/
2.マイApp > KKSlidePuzzle > 価格および配信状況 > 配信可否の選択されたすべてのテリトリの編集
3.すべてのテリトリ、ヨーロッパ、すべてをチェック外し、問題ない国を選ぶ
4.ラテンアメリカ、カリブ海地域、イギリス領ヴァージン諸島を外す
※これで、155個中123個選んだことになりました。
5.終了
6.これであとは様子を見守ります。
他の情報も見て見たところ、ニュースを見ると企業で対応しているのは2〜3割らしいです。
色々調べて見ると、罰金が数億単位のようなのでこれは対象になると恐ろしいです。
メール送信とかそういうのも扱う内容によって対象になるようなので、
アプリ開発というよりは個人情報を取り扱う一般企業も含め今一度見ておいた方が良さそうです。
だいたいこういうのって数年後にやるよと言われてるのに、ギリギリになってやっと対応。というパターンが多く、もっと情報拾っていかないと...と思いました。
他参考サイト
http://www.intellilink.co.jp/article/column/security-gdpr01.html
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/dcfcebc8265a8943/20160084.pdf